冷たいアイスを食べた時にズキっとした痛みを感じたり、奥歯で噛んだ時に浮いたような痛みを感じたり、皆さんはお口の中の痛みを色々と経験したことありますよね?

 

私も、歯医者ながらにたまに口の中の痛みを感じ、ドキッとすることがあります。

ただ、ほとんどの場合は自然と痛みがなくなることが多いと思いますが、実はそれは重大なトラブルのサインかもしれません。

 

そこで今回は「歯の痛み」をテーマに書いてみたいと思います。

 

なぜ痛くなる?

痛みを感じるメカニズムを簡単に説明すると、体で何かしらのトラブルが起きると、痛みの信号が神経をつたって脳に伝わります。そこで初めて痛みを認識するわけなのですが、痛みの種類は、そのトラブルによって様々です。

 

お口の痛みの種類

お口の痛みとしてよく知られているものは

1 冷たいものがしみるときの痛み

2 噛んだ時に感じる浮いたような鈍い痛み

3 心臓の鼓動に合わせたようなズキンズキンした強い痛み

4 熱いものを飲食したり、夜になるとズキンズキンと痛む

5 黙ってても感じるじわっとした鈍い痛み

などあげられます。

 

痛みとお口の病気

1 冷たいものがしみるときの痛み知覚過敏や中等度の虫歯、歯の神経の炎症がある時にみられます。

2 噛んだ時に感じる浮いたような鈍い痛み重度の歯周病により歯を支えている骨が溶けいる時、歯根に細菌が入り骨の中で化膿している、歯根が割れて感染をおこしている

3 心臓の鼓動に合わせたようなズキンズキンした強い痛み

4 熱いものを飲食したり、夜になるとズキンズキンと痛む重度の虫歯や何かしらの原因により歯の神経に炎症が起きている

5 黙ってても感じるじわっとした鈍い痛み歯周病により歯茎に急性の炎症が生じた時、親知らずにより炎症が起こっている、口内炎など

 

痛みがおさまったから様子をみていいの?

1〜5までの痛みとその原因はあくまでもほんの一例です。

ただ、このような痛みを感じた時は虫歯や、歯の神経の炎症、歯周病、親知らずなどどれも放って置けない病気の可能性が高いので、様子を見ないで歯医者を受診しましょう。

 

 

医療法人社団海州会エツメイデンタルクリニック